2008年5月、中ロ国境の旅(その8)

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中国市場を探検した後、今度は街の普通の市場に行ってみることにした。中国市場は広大で様々なものを売っているが、ホテルで飲む水とか、ちょっとしたお菓子などを買うには市内の中心にある市場の方が何かと便利がいい。

先ほど行ったウスリースクバスターミナルの筋向かいに市場らしきものがあった。しかし、朝早かったので、まだ開いていなかった。先ほど来た道を引き返し、市内中心部に戻る。



市場にはいろいろな生鮮食料品や加工食品が売られていた。店主の多くは高麗人、すなわち朝鮮系ロシア人のようだった。中国市場が巨大で雑踏の感じがするのに比べて、こちらの市場はこぢんまりとしていた。









初めて本格的なロシアの市場をまわったが、値段は日本に比べて特に安いわけではない。やはり、中国とは物価が全く異なる。この価格差を中国商人が商機と思わないわけがないな、と思った。同時に、デフレが進んだ日本と同じく、価格破壊が起こることによって収入の道が閉ざされる人たちも多くいたのだろうと思った。日本の場合は、それがグローバリゼーションとか規制緩和といった言葉で説明されたが、ロシアではどうだったのだろうか。

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