2008年春、平壌の変化(その2)

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これは前からであるが、平壌の凱旋門がライトアップされているのは、大変美しい光景だった。モランボンの丘を越えるところにある千里馬銅像もライトアップされていたが、こちらは写真をとりそこねた。千里馬銅像のライトアップは最近始まったそうだ。写真の右下に写っているのは、モランボンの丘につながる道路の両脇に立っている街路樹に施した電球だ。

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ライトアップされた凱旋門をモランボンの丘から望む

そのほか、金日成広場を見下ろすように建っている人民大学習堂(中央図書館)も、きれいにライトアップされていた。2月下旬の夜の平壌は相当寒かった。おそらく氷点下5度くらいまで下がっていたのではないかと思う。そのかわり空気は澄んでいて、平壌の夜景がきれいに見えた。

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ライトアップされた人民大学習堂を金日成広場から望む

こういう風景を愛でると、今の日本では「電力が不足しているのにもかかわらず、こうやってライトアップしているのは体制宣伝のためだ。それを無自覚に愛でるとは何事だ」という反応をする人もいるだろう。しかし、朝鮮の人たちがそうした方が街がきれいに見えると思っているのも事実だ。この写真を撮ったのは夜の22時過ぎだが、私が特に夜景を見ることを希望したわけではない。案内人が夜景がきれいだから見に行こうと誘ってくれた。私はきれいなものを見せてやろうと連れ出してくれた案内人たちに、そういう無粋なことを言う神経は持ち合わせていないので、みんなで記念撮影をし、2008年春の訪朝の記念品とした。

平壌市内でこれだけきれいな夜景を見たのは、1996年の初訪朝以来12回の訪問で初めてだった。宣伝のためかもしれないが、ここまでライトアップできるようになったのは、朝鮮経済ことに電力事情が好転しているためではないかと思われる。

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